トヨタ アルテッツァ ヘッドライト黄ばみ除去
今回はトヨタのアルテッツァのヘッドライト黄ばみ除去です。
今回のヘッドライト、お客様いわく、インナーがブラックのタイプの限定車用モデルらしく新品もなく中古でも程度のよいものがないとの事で、ご自分で取り外して持ち込みにて施工させていただきました。
まずは施工前のヘッドライトの状態。
写真だと一見綺麗なヘッドライトに見えますが・・・
ヘッドライトの表面は劣化し、パリパリとクリアが剥がれたような状態になっています。
ヘッドライトのクリア剥がれの場合、ほとんどの場合がヘッドライト上面から剥がれてきます。
理由はお解りかもしれませんが、ヘッドライト表面の紫外線が当たるところから劣化していくのですが、上面は太陽の光を直に浴びるためヘッドライト下部よりも早く劣化してきます。
今回のヘッドライトも、手磨きの跡があります。
もしかすると、何回かヘッドライト黄ばみ除去をして再発したパターンかもしれません。
作業を開始します。
ヘッドライトのクリア剥がれの場合、まず劣化した黄ばみ層とともにクリア層も削り落とすため、粗目のペーパーでヘッドライトの黄ばみをざっくりと削ります。
よく、「ここまで削って元に戻るんですか?」と言われる状態。
ひどい場合はさらに粗目からヘッドライトを削るため、もっと白くなります。ほぼ白です。
ペーパーの後もクッキリ。
少しずつ細かい番手にペーパーを落としていき、コーティング施工前のヘッドライトの表面を仕上げていきます。
こんな感じで・・。
ヘッドライトリペアスタート時に比べ、かなり細かなペーパー目になっています。
下地処理を完璧に行い、整えたらコーティングを施工します。
コーティング施工時に自分が削ったペーパー目がヘッドライト表面に残っている場合があります。
その場合は最初からやり直し。ヘッドライトは透明感が仕上がりを左右します。ですので下地処理をきっちりやらなければ仕上がりも良くありません。また、耐久性にも影響してきます。
完成の状態。
はい、わかりづらいですね。。
写真だと非常にわかりづらいですが、透明度がかなり上がりクリアな仕上がりとなっています。
内側のくもりや結露跡もなく非常にきれいな仕上がりとなりました。
斜め上から見ると透明度がアップしていることがよくわかります。
大体、黄ばみが発生しているヘッドライトはこの角度から見るとくすんで中のバルブがはっきり見えません。
反対側もクッキリと中が確認できます。
納車時、お客様に「こんなにきれいになるとは思わなかった。」とうれしいお言葉をいただきました。
ご自分でヘッドライトを取り外してしまうほど愛着のあるお車のヘッドライトを施工させていただき、満足していただけたようで、こちらもとてもうれしい作業となりました。
関連記事

【郵送施工】日産 ローレル ヘッドライトクリア剥がれ補修(プロテクションフィルム仕上げ)
郵送施工にてローレルのヘッドライトクリア剥がれと黄ばみのリペア施工です。 リペア後はプロテクションフィルムを施 […]