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ヘッドライトはなぜ黄ばむのか?

劣化し黄ばんだヘッドライト
自動車のヘッドライトはなぜ黄ばむのかというと、自動車のヘッドライトは昔はガラス製だったのですが現在はポリカーボネートという樹脂製のものになっています。このポリカーボネートという素材の特性上、紫外線などで変色しやすく黄ばみや劣化によるクラックが発生します。
ヘッドライトには新品時にハードコートが施工されています。自動車は屋外で使用するものになりますので、日常的な使用でもこのハードコートが紫外線などに侵され徐々に黄ばみが発生します。
ヘッドライトの黄ばみは磨けばOK?
「ヘッドライトが黄ばんできたから磨いて綺麗にしてほしい!」というお客様はとても多いです。
しかし、ヘッドライトの黄ばみは磨いて除去できればそれで良いというものではありません。
そうすると表面はポリカ樹脂むき出しの状態で劣化に非常にに弱い状態となります。
「せっかくきれいにしてもらったのにのにすぐ再発した。」
「黄ばみを磨いてコーティングまで塗ったのにまた再発した。」
そういった経験をされた方も多いのではないでしょうか?
黄ばみを磨いて除去しても、劣化した層を完全に除去しない限りすぐに再発します。
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クリア層を削り落とし作業の状態
早ければ1ヶ月もすれば、長くても半年は持たないでしょう
また、コーティング剤を塗ったとしてもプロ用の紫外線を当てて硬化させるコーティングなどではない、通常のただ塗るだけのコーティング剤ですと黄ばみの再発を少し遅らせるだけであまり効果はありません。しかも耐久性の高いガラスコーティングの中には溶剤でポリカにクラックを発生させるものもあります。
ヘッドライトの黄ばみ除去+コーティング →再発を少し遅らせる。
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黄ばみ再発は避けられないのか?
じゃあ、ヘッドライトの黄ばみは除去→再発の繰り返しじゃないか。と思われるかもしれません。
その悩みを解決する方法が『ヘッドライト専用クリア塗装』もしくは『ブライトマン』です。
ヘッドライト専用クリア塗装とは、ポリカーボネート樹脂専用に作られたもので紫外線防止効果もあります。
性能も、ヘッドライトの黄ばみを完全除去した後に施工すると新品時のハードコートと同じ役割を果たし、透明感のあるヘッドライトの状態を維持することができます。
また2019年3月より導入いたしました「ブライトマン」とは、特殊な溶剤(コーティング剤)でヘッドライトの素材であるポリカーボネートの表面を溶解しながらコーティング剤を浸透・定着させ、さらに新開発のトップコートを施工し耐久性が従来品より大幅にアップ。そしてなんといっても仕上がりの透明感は専用クリア塗装をはるかに凌ぎます。
表面に細かいひび割れが発生している!
劣化したヘッドライトは黄ばんでいるだけではない場合があります。
表面にチリチリとした細かなひび割れをおこしているものも多いです。
これはクラックと呼ばれ、紫外線などで劣化したポリカーボネートで起こる現象です。

クラックの状態
カーゴシゴシでは、このようなクラックもちょっと特殊な道具と施工法でほぼ完全に除去できます。
本当に劣化がひどくクラックというより完全に割れてしまっているもあるので100%とは言い切れませんが、見違えるレベルでクラック除去することができます。
「ヘッドライト黄ばみ再生」を謳っているところは星の数ほどありますが、カーゴシゴシの違いを見せるとすればここもその一つかと思います。
どれだけ良い再発防止剤(ブライトマンや専用クリア塗装)を施工したとしても、施工前の下地処理(黄ばみ除去・クラック補修・クリア剥がれ補修)が完璧にされていないと仕上がりは綺麗になることはありません。いったんはきれいになったとしてもヘッドライトリペアで綺麗に仕上げるための最大のポイントは施工前の下地処理です。
この内側の曇りとクラックは黄ばみ除去の磨きを行っても除去することはできません
ヘッドライトリペア施工工程
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まずヘッドライトの状態を確認します。黄ばみの具合・深さ、クラックの発生の有無など全体をチェックします。

これから、清掃・磨き・塗装などの作業を進めていきますので、まず施工面でない裏側はマスキングします。

ヘッドライトの状態に応じてペーパーの粗さを変えながら、ヘッドライト表面の黄ばみ・クラック・ハードコートを削り落とします。
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徐々にペーパーの番手を上げ細かいもので磨き整えていきます。

今回使用した600番ペーパーの拡大。ペーパーに付着している磨き粉が黄ばみです。この粉が白くなるまで磨きます。
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3000番ペーパーの拡大。ここまでくると最終段階なので、磨き粉は白くなります。

表面を整えたら、黄ばみ除去作業の仕上げにポリッシャーでヘッドライトを磨き、クリア塗装前に表面を仕上げます。
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特殊工法で密着度を上げヘッドライト専用のクリア塗装を施工します。

再度ペーパー研磨します。塗装中に表面に付着したゴミや埃を取り除く事と、クリア塗装の塗装面を平らにするためです。
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塗装後は上画像のように塗装肌というものができます。これを完全に取り除いてから仕上げ磨きに移ります。

最後にポリッシャーで丁寧に磨き完成です!
新品のような輝き!
比べてみると一目瞭然です
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まずヘッドライトの状態を確認します。黄ばみの具合・深さ、クラックの発生の有無など全体をチェックします。

これから磨き作業を進めていきますので、研磨粉が入ってはいけないような所にマスキングします。

ヘッドライトの状態に応じてペーパーの粗さを変えながら、ヘッドライト表面の黄ばみ・クラック・ハードコートを削り落とします。
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徐々にペーパーの番手を上げ細かいもので磨き整えていきます。

今回使用した600番ペーパーの拡大。ペーパーに付着している磨き粉が黄ばみです。この粉が白くなるまで磨きます。

3000番ペーパーの拡大。ここまでくると最終段階なので、磨き粉は白くなります。
ヘッドライト再生の新技術「ドリームコート」を施工します。傷の入った状態のヘッドライト表面に溶剤が反応しコーティングされていきます。
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施工後は表面が透明感抜群のツルツルの状態となりますのでそのまま完成です。
新品のような輝き!
比べてみると一目瞭然です
施工事例
施工料金について
ヘッドライトリペアの施工事例(施工前後の画像)です。
※画像をクリックすると作業詳細記事へリンクします。
劣化クラック補修
クリア剥がれ補修
他にも、カーゴシゴシでは毎月数十台のヘッドライトリペアを施工しておりますので、施工事例は随時更新中です!
カーゴシゴシでのヘッドライト黄ばみ除去施工はヘッドライトを取り外した状態での施工となります。
ヘッドライト再生の新技術「ドリームコート」での施工の場合、車種によってはヘッドライトを取り外さずに施工できる場合があります。
車両に取り付けられた状態で施工すると、角などの細かいところを強く磨けずヘッドライトの黄ばみを完全に除去することができない場合があるためです。
入庫時には、お客様自身もしくは整備工場などでヘッドライトを取り外した状態で持込みいただくか、車両ごと持ち込んでいただきカーゴシゴシにてヘッドライト脱着作業も請負う形の2パターンがあります。
カーゴシゴシでヘッドライトの脱着作業までご依頼される場合、別途脱着費用がかかります。
国産車(左右セット) | |
Sサイズ | ¥25,000 |
Mサイズ | ¥30,000 |
Lサイズ | ¥35,000 |
輸入車(左右セット) | |
Sサイズ | ¥30,000 |
Mサイズ | ¥35,000 |
Lサイズ | ¥40,000 |
ヘッドライト脱着工賃 | |
全車種共通 | ¥15,000 |
※価格は税抜き
※片側のみの施工の場合は表示金額の半額となります。(脱着工賃は変わりません。)
ドリームコートとヘッドライト専用クリア塗装の比較
「じゃあ、クリア塗装とブライトマン、どっちがいいの?」
そういったお問合せも多数いただきます。
ヘッドライト黄ばみ除去を専門としてきた目から見た比較です。