ヘッドライトのスチームリペアについて

最近、ヘッドライトのスチーム施工に関するお問い合わせをたくさん頂いております。

よくある内容が、スチーム系は後日クラック発生するとか、正規品じゃないと綺麗に仕上がらないとか、クレーム怖くてスチーム系の取り扱いやめたとか・・・。

他の人よりも少し多く施工経験があるだろう、と思うゴシゴシの見解です。

スチーム系リペアでの仕上がりや耐久性、施工後の不具合などが発生するかどうかは、すべて下地処理研磨で左右されます。

(正規品じゃないと・・・)←どれが正規品という位置付けかはわかりませんが、スチーム系リペア剤の主成分はどれもほぼ同じです。どれを使ったとしても、下地処理研磨をしっかりやらなければ耐久性もでないし後日クラックが発生する可能性も高くなります。

つまり、ちゃんと削って下地処理をすればとてもきれいな仕上がりになります。施工後の不具合も起きません。

かといって、スチーム系が無敵なわけではありません。
仕上がり透明度は、ゴシゴシが今まで施工してきたものの中でダントツですが、硬度はクリア塗装やUV系にはかないません。
スチーム系施工後のヘッドライトは柔らかく傷が入りやすいです。時間がたてば、もしくは強制乾燥させればある程度硬度は上がりますが、それでもポリカーボネートそのものの硬度くらいまでです。

ちょっと文章が長くなっちゃってますが続けます(笑)

上記で書いた通り、スチーム系は下地がすべてでしっかりやればとてもきれいに仕上がる、ただクリア塗装やUV硬化型にはかなわない性能もある。ということです。

もう一つ、最近多いのが「スチーム系のリペアは1番いい方法ではない」という意見です。

ヘッドライトリペアだけじゃなくて、世の中の多くのものに当てはまると思うのですが、そりぁスチーム系が一番じゃないお客さんもたくさんいると思うけど、スチーム系が一番適しているお客さんもたくさんいるわけで。

世の中で一番いいものを売るのがサービスではなくて、お客様の希望を叶えることができるものを売るのがサービスだと思うのです。
こっちの方がいいモノだ、この商品にはかなわない・・そういう事を言う人がいますが、そんなことはどうでもいいと思うのです。

お客さんとしっかり話して、要望を聞いて、それを満たせるものを案内する、それが自分の・自社のできることならやらせていただく、要望に合わないのであれば、自社でできなくても要望に合う商品・サービスを案内・紹介する。それでいいと思うのです。

スチーム系だって、クリア塗装だってUV硬化型だって手塗りのコーティングだって、それぞれ個人の要望に一番適している場合があるのです。
全部、選択肢の一つに過ぎないと思います。

そのお客様の要望に、スチーム系が当てはまるのなら、しっかりと施工をさせていただく。その時に絶対的に必要になるのが一番最初に書いた下地処理の技術だったり、知識だったりすると思います。

別に、宣伝をするわけではないですが、ゴシゴシが開発に関わったブライトマンは、取扱施工店の専用ページがあったり掲示板があったりして、施工技術・知識の共有ができるようになっています。また、製品自体も上記にあげたスチーム系の弱点を克服できるような工法・溶剤を使用しています。
ですので、スチーム系でヘッドライトリペアを検討しているオーナーさんがいましたら、ぜひブライトマン施工店に問い合わせてみてください。
カーゴシゴシは、ブライトマンとその施工店をおすすめします。
https://brightman.jp/

後半はスチーム系とはかけ離れたことになりましたが・・・この業界の人は一番を決める戦いをしたがる人が多いなぁと思いましたので、ゴシゴシ的意見を書かせていただきました。

洗車した矢先に花粉まみれになる嫌な季節ですが・・・
レッツエンジョイ!カーライフ!